【 月 山 】

1984m


2021_06_18    累積登降差 : +674m -674m     歩行距離 : 8.6km     所要時間 : 7時間32分


[姥沢P]07:45→08:00<月山リフト>08:14→08:59[姥ヶ岳Δ]09:03→09:26[金姥分岐]→09:42[柴灯森]09:48→10:08[牛首分岐]→11:12[鍛冶小屋跡]→11:22[芭蕉句碑]→11:35【 月山神社 】11:39→12:41[芭蕉句碑]→12:48[鍛冶小屋跡]→13:40[牛首分岐]→14:50<月山リフト>15:04→15:17[姥沢P]
国土地理院地形図

★ 新型コロナの影響で今年も遠出は無理なので、花を狙って月山を計画。ちょうど今日からリフトが夏山仕様(往復可)になったので行って来た。当然、月山神社は山開き前なので、参拝と金剛杖への焼印貰いに再度登る必要がある。
★ 月山の花は、金姥のお花畑はチングルマが終盤で若干物足りなかったが、各種の花が咲き揃うのは年に依って差が在るので仕方ない。鍛冶月光のエゾノツガザクラ、鍛冶小屋跡のミヤマキンバイは咲き初めで、少し早かった。山頂部ではハクサンイチゲが満開で、定番の月山神社の写真が上手く撮れたが、ガスが湧いて鳥海山が見えなかったのが減点。この時期なら咲いていると思っていたミヤマシオガマはまだツボミで、帰ってから調べたら、6/24頃から咲き出す様だ。焼石岳より全体が2週間程遅いと思って良い。
★ 山頂台地の花の写真を撮り終えて、芭蕉句碑の所から降ろうとした時、何かが呼び止める気がして少し戻った。月山の南参道は中州の様な部分が在るが、そこに自然石とは思えない仏様(板碑)の様な石が捨てられる様に置かれていた。少し南には何も乗っていない台座石があった。若しかしたら先程の石はこの台座に乗っていたのではと思い、近くにいた青年(さいたま市桜区の人)に手伝って貰い台座に仏様(板碑)を乗せた。
★ 果たしてその石は仏様(板碑)なのか、その台座に乗るべきものなのか、何とも確信が持てないので、後日出羽三山神社にその後の事はお願いした。今年は丑年御縁年と言う事で、これは月山の神仏に何らかの御導きを頂いたものと受止め、湯殿山神社、出羽神社(羽黒山)にも詣でなければならないと決心した。
★ 下りは牛首からリフト上駅まで四ツ谷川源流域の残雪を下った。雪が無ければ石段や木道が敷かれた道だが、今は殆どが雪の下。なので好きなコース取りで下れる。今日は視界良好なので目的地のリフト上駅が分かるが、ガスって視界の無い時はこのコースは迷い易い。実際、遭難死事例がある。以前は縄が張ってあったりしていたが、今年は何の目印も無かった。もし視界が全く無かったら、私も迷わずにリフトに到達する自信が無い。そんな時は稜線を戻って姥ヶ岳から降るのが一番安全だ。