【 翁 山 】

1075m


2021_10_29    累積登降差 : +554m -554m     歩行距離 : 7.2km     所要時間 : 4時間58分


[ハリマ小屋]07:25→09:27[尾根に出る]→09:58【 翁山Δ 】10:12→10:46[P965]→11:15[鞍部・ハリマ分岐]→12:06[黒倉山南]→11:49[吹越山北ノ肩]11:54→12:06[黒倉山南]→12:39[鞍部・ハリマ分岐]→12:58[不老長寿ノ泉]→13:26[ハリマ小屋]
国土地理院地形図

★ 「♫ だから言ったじゃないの・・・」という昔の歌(松山恵子)が何度も頭をよぎった。そう、今日は午前中は雲が多いので、出だしは遅い方が良いと思い、翁橋に車を置いてハリマ小屋まで歩くつもりでいた。ところが翁橋脇で大掛かりな河川工事をしていて、しかも未だ作業員は誰も来ていない状況で駐車場所の確認が出来ず、仕方なくハリマ小屋まで車で入った。
★ 案の定、林道は紅葉真っ盛りなのに写真は撮れず、ハリマ小屋で2時間近く早いスタートとなったので、日差しは無いし、山頂はガスの中だし、黒倉山からの眺めもガスに邪魔されて散々な結果となった。予定通り翁橋に駐車出来ていれば、林道の紅葉も撮れたし、翁山頂からもそれなりに展望の写真は撮れたし、黒倉山からも良い絵が撮れたと思う。早けりゃ良いというものじゃないんだな、山は。
★ それでも、それなりに良い写真は撮れた。紅葉はハリマ小屋周辺台地から斜面への登り始め辺りが最盛期で、日が差す時間があったので、輝く紅葉の絵が撮れた。黒倉山北面からも、やや雲の影が多かったが、この天気にしては良い絵は撮れた。
★ 翁山で不思議に思う事がある。国土地理院の地形図を見ると登山道は全部山形県側に在り、宮城県には一歩も足を踏み入れないように書かれている。これは本当なのだろうか。県境と登山道が実際に重なっている場合、地形図上では両者を離して書く事があるらしい。だから実際は県境上に登山道が在っても何方かの県に書かざるを得ないと言う事だ。今日、実際現地を歩いてみると、分水嶺が県境とすれば確かに殆どはその西側(山形県側)に道があった。後日、Googleや地理院地図の航空写真を見ても、登山道は全て山形県側にあった。
★ 「翁山を愛する会」が今年限りで解散するという立看板が在った。同会にお願いしたい事が在ったのだが、もう頼むことが出来なくなる。翁林道を車で入る事は今でも可成り困難だが、今後は不可能になると予想される。それを考えれば、是非翁橋から吹越街道への連絡道を造って欲しかったのだが、もうそれを「翁山を愛する会」にお願いする事は出来なくなってしまった。