★ 今日の目的地は天狗角力取山。だが、あまりの猛暑で体力を使い果たし、粟畑までとして帰って来た。尤も、猛暑だけでなく脚力が落ちている事も事実（それ以上に体重増加が大問題）で、障子ヶ岳の周回はもう出来ないかも知れない。

★ この焼峰コースを登るのは2017年10月以来だ。その前は2009年8月に登っている。何れも障子ヶ岳の時計回り周回。南コースの特徴は秋の見事な紅葉。朝日連峰主稜（大朝日岳～以東岳）は標高が高いので草紅葉が主体となるが、障子ヶ岳周辺の標高1400m前後の稜線はサラサドウダンやナナカマドなど、紅葉する灌木が主体なので見事な紅葉となる。特に粟畑周辺は栗駒山に引けを取らない程である。初夏の今はサラサドウダンの花が満開であった。

★ 今日は高曇りで、写真には生憎の天候だった。撮影目的の「残雪の以東岳」は撮る事は出来たが、あまり良い写真とはならなかった。花はあまり期待していなかったが、竜ヶ岳巻道の融雪地にはミズバショウやリュウキンカ、雨量計測所手前から粟畑までヒメサユリが咲いていて、やはり6月は花の季節と思わせた。花の写真は今日の様な薄曇りの方が美しく撮れる。

★ 雨量観測所までで既に1時間以上遅れてしまい、天狗角力取山まで行くのは断念した。だがどうしても粟畑には行きたい思いがあり、しかも12:00までには着きたいので、雨量観測所東の広場にザックをデポし急いで石畳の道を駆け上がった。11:59に粟畑分岐に到着し、写真を撮って下山した。南俣沢の駐車地点帰着は1時間15分遅れの16:06だった。今日は火曜日でAEONの特価の玉子販売が16:00からだったが、今回は購入を諦めた。

★ 粟畑と言えば、かつて国土地理院地形図には「栗（くり）畑」と表示されていた。地形図デジタル化の際、国土地理院の入力ミスではないか、とか色々あったが、地元自治体への再確認の結果、2021年10月28日から「粟（あわ）畑」に修正された。なお、粟畑は御所山にも在るので、朝日連峰のは「天狗粟畑」と勝手に呼ぶ事にする。