【 大 岡 山 1 】

401m


2022_06_25    累積登降差 : +375m -375m     歩行距離 : 5.0km     所要時間 : 2時間52分


[仙山線楯山駅]13:08→13:15[風間山登山口]→14:00[小菰石山]14:05→14:19[七曲峠]→14:52 【 大岡山Δ 】 15:05→15:21[十字路]→15:31[風間不動尊]→15:35[不動尊登山口]→16:00[仙山線楯山駅]
国土地理院地形図

★ 今日は仙台カゴに行く予定だったが、朝起きると雨で、8時頃には晴れるのが分かっていたが、行程が藪漕ぎと岩登りなので敬遠した。代わりに午後からでも行ける大岡山に変更した。日が長くて残雪や花が美しいこの時期に里山に登るのは勿体ないのだが、スケジュールが崩れたのでしょうがない。
★ 大岡山にしたのは電車で行けるからだ。電車で行ける山は、私の場合、大岡山、面白山、南面白山位だろう。楯岡の甑岳も行けそうだ。何れにせよ電車で行って登れる山は貴重だ。電車に乗る事自体も楽しみである。
★ 登山口は楯山駅から歩いて5分も掛からない風間山口。ここの地名は風間なのだが、昔は楯山村。風間山の奥(砥石山)に楯城が在ったので楯山と言うのだろう。風間山は昔から石切場が在って、砥石を採っていたのは知っていた。あとは風間のガードは知らない人は居ないし、延命水は知る人ぞ知る名水。
★ 風間山口からは、まず旧松茸山に登る。地元の人達が色々面白い案内板を用意してくれていて面白い。登山口から斜面を斜めに登って行くと、やがて、昔は松茸が採れたのだろうと思わせる、赤松が多い稜線に出る。土質や下生え、傾斜などから確かに松茸が生えそうな山だが、枯れた赤松が散見されるので、今は松茸は無理かも知れない。旧松茸山の山頂は小菰石山(333m)と標識が在った。その東側から北側~西側に流れているのが菰石川だが、大菰石山は何処なのだろう。
★ 小菰石山から急坂を七曲峠に降り、そこから大岡山にこれまた急坂を150m程登り返す。やがて緩やかな道となり、姥神様と分岐を過ぎると山頂に着く。山頂には秋田太平山から勧請した三吉神社が祀られていた。山頂からは西側の展望が開け、我が家周辺も間近に見える。下りは姥神様から西に折れる風間不動尊への道を降った。物凄い急坂でトレーニングには良さそうだが、面白味はあまり無い。
★ 帰りは不動尊口から山寺街道(二口街道)の旧道を歩いたが、昔('60年代)の面影が残る風情ある道だった。戦国時代までは山形から二口橋、落合、八貫橋、風間、十文字、真砂井、鳥居原、元芳賀、北目へと羽州街道は通っていた。風間は二口峠(清水峠)への分岐点として要衝だったと思われる。江戸時代に新羽州街道(=旧国道13号線)が拓かれ古羽州街道は全く寂れてしまった。それにしても楯山駅前の道路は複雑怪奇であるが、何か歴史的な匂いを感じる。