★ 富神山から見える山形市街の夜景を撮りに、夕方から出掛けた。三脚を持っての山行なので、出来るだけ平坦な西登山口（新道口）から登った。日没は16:20だが40分程前に山頂に着いた。日没近くには「影富神」も撮る事が出来た。夜景らしい薄暮は日没後30分位からだ。

★ 富神山頂上からの夜景は美しかった。但し、カメラで撮るとなると簡単ではない。当然、オートでは撮れないので、絞りと露出をマニュアルで決めて撮る。ISO100、f10、30秒露出あたりで上手く撮れた様だ。ただ、始め「手振れ防止」をONで撮ってしまい、失敗に気付いてOFFにして上手く撮れた。だから薄暮の写真は全部失敗。

★ 下山時、真っ暗な山道で何やら動物の目が光った。きっとタヌキだろう。あの辺には狸（ムジナ）森という集落もある。狸（ムジナ）森山という山もある。また、白鷹丘陵は「鷹」の字が付く山が多い。きっと昔は鷹類が多く、鷹狩用の鷹を取っていたのかも知れない。

★ 麓の門伝には友人がいて、学生の頃（1970年前後）何度も通った。多分、自転車で行ったのだろうが、片道20km程の距離を平気で往復していたのだから驚きである。

★ 他に夜景が美しい山は無いだろうか。勿論、夜に三脚を背負っても安全な登降で、出来るだけ平坦な行程が良い。泉ヶ岳からの仙台市街や角田山からの新潟市街は少し市街が遠い気がする。斜平山からの米沢市街や金峯山からの鶴岡市街は少し暗い気がする。やっぱり千歳山かな。千歳山は樹木が邪魔なイメージがあり足が向かないでいた。もっと良い山は無いものか。福島市の信夫山や吾妻小富士なら良いかも知れない。