【 関 山 峠 峰 渡 】
803m
2022_11_28 累積登降差 ： +475m -475m 歩行距離 ： 6.4km 所要時間 ： 4時間39分
［R48新旧道分岐］09:02→09:07［渡渉点］→09:24［稜線取付］→10:41［いっぷく平］→10:52［羽前国覗き所］→11:08［巻道西分岐］→ 【 古関山峠/大峠 】 →11:33［巻道西分岐］→11:40［巻道東分岐］→11:50［巻道西分岐］→12:09［羽前国覗き所］→20:20［いっぷく平］→13:26［稜線取付］→13:39［下の渡渉点］→13:41［R48新旧道分岐］
★ 今日の行先は二口峠か関山峠かで迷ったが、関山峠にした。Webでは関山峠峰渡の記事がかなり多いが、二口峠は殆ど記事が無い。更に二口峠は沢登りに近いので、時間的にも今日は敬遠した。
★ 国道48号の新旧道分岐まで来て何処に駐車したら良いか分からない。最近、新道が付替えられ廃止部分に停められると思っていたが、何やら工事中で、工事業者が未だ来ていないため、勝手には停められない。仕方なく旧道の少し奥の路肩に停めた。9時になったら工事関係者が来たが、もう良いだろう。
★ 峰渡は三島通庸が旧関山トンネルと新道を拓くまでは仙台と山形を繋ぐ街道だったが、当然徒歩だけ。その後、馬車も通れる小山田新道が拓かれたが、僅か5年後に三島通庸の旧関山トンネルが造られて、尾根越えの道は何れも衰退した。
★ 峰渡は道形など殆んど無いであろうと思っていたが、何と登山道なんかより遥かに立派な道が続いていた。傾斜も緩く、落石が心配な谷道よりは遥かに安全と思えた。ただ、如何せん徒歩だけの道である。
★ 帰りは旧関山トンネル西口に降り、旧国道を戻ろうと思ったが、峠まで意外と時間が掛かったのと、旧関山トンネルに南下するルートがはっきりしなかったので往路を戻った。
★ 下山してから旧国道を少し東に行ったら永昌橋が在った。それを見て急に昔が甦った。嗚呼、この道は1968年までトラックやバスが通っていた旧国道なのだ。1961年の小学校の松島遠足はこの旧国道（当時は国道110号）を通って行った事をはっきり覚えている。よくこんな狭い道を貸切バスが通れたものだ。トンネル手前の谷底に転落した自動車が見えていた。