★ 昨年の最終山行（2022/11/28「関山街道峰渡」）の翌日から体調不良に陥った。原因は胆石で、本年1月に摘出したのだが、その後も暫く重苦しさが続いた。桜の咲く頃になって漸く収まってきたので、体を戻す為もあり負荷の軽い、加えて残雪の朝日連峰の写真を狙って大頭森山へ行った。

★ 旧県道の峠に車を置いて、歩き30分程で山頂に行けるのだが、大井沢トンネル東口の所から車両通行止だった。仕方ないのでトンネル口から峠までも歩いたが、こちらの方が距離も標高差も倍以上ある。ま、少しは山行らしくなったと喜ぶべき事だ。

★ 大頭森山に来るのは初めてではなく、2002年6月に登っている。あの時は山頂の展望塔から朝日連峰が大きく広がって見えたが、今回は周りの樹木が伸びて、あまり良い展望は得られなかった。20年以上の時の流れを実感するのみ・・・。

★ ちょうど山菜の時期なので、帰りにタケノコ（根曲竹）を少し持ち帰り、味噌汁にして食べた。また、旧県道を降っているとアナグマ（穴熊）が現れて、側溝の蓋の在る所に隠れた。昔、白布温泉で撮った写真がある。写真に撮らなくても、たまに見かける存在。

★ 西川町と大江町で展望塔周辺の樹木を少し伐採すれば、昔のような展望が復活するのだが、そこまでする時代ではなくなった様だ。そう言えば、田ノ沢から大井沢トンネルまでの新道はもう断念したのだろうか。何か中途半端な感じが残る。大井沢トンネルがあまりに立派なので猶更。