★ 「電車で登山」の第4弾。5月26日に猪鼻山に行った際、高瀬駅から大森山が見え、次の「電車で登山」はあの山にしようと思った。高瀬駅からだと登山口まで僅かの歩きだし、周辺の集落を歩くのも楽しそうだ。 尚、「午後から登山」では第6弾となる。

★ 国土地理院地形図には電波中継設備への送電線の下に登山道が引かれているが、今回の道は南東に延びた枝尾根に取付き、その後ジグザグに登り山頂に至るもの。大森山山頂には神社や祠は見当たらず、参道的な道ではないだろう。多分、電波中継施設や送電鉄塔の建設・保守用の道でないかと感じた。ただし、途中北側に回り込む閉鎖された道があったので、白山神社あたりから登る道がそれならば、信仰的な道かも知れない。

★ 大森山は登ってどうのという山ではないが、途中の送電線保守道？から見た高瀬駅周辺の山野と集落は、如何にも美しい山村の風景で心が和む。また麓から見る姿も「これぞ里山」といった風情で心惹かれる。

★ 大森山は、昔はもっと「太った」山だった。何時の頃からか、北面が大量に削られほっそりした山となった。想像だが、時期を考えると山形バイパスを作る土砂になったのかなと思う。同じ様に上山葉山も土砂採取で形が変わってしまった。故郷の景色が変わってしまった人達はどんな思いだろう。

★ 次の「電車で登山」の候補は面白山か南面白山。「午後から登山」は無理なので早起きが必要だ。