★ 軟弱な登山が続いていたが、少し骨のある山を目指す事にした。昨年は体調不良でほゞ1年休んだので、「果たして一昨年の脚力に戻っているか」を確認する意味合いが強い。手始めに登り慣れている山形神室に行く事にした。

★ 後で調べて分かったが、山形神室には20回程登っているが7月は初めてだった。だからこの時期の花（植物）の状況を知らずに登った。結果的には未知の花々の発見の驚きの山行となった。依って今回の写真集は花の写真がメインとなっている。

★ 特にカキラン（柿蘭）は全く未知のものだった。山形神室は7月に来た事が無かったから知らずにいたのだろうが、7月に行った他の山でも見た事は無い。神室岳山塊の特産と言う訳でもないのだろうが、山形県では準絶滅危惧、宮城県では絶滅危惧II類になっている。

★ この時期は花の種類が多い事はよく知られた事なのだろうか。私の先行者は花の写真を撮っている為か、なかなか先に進まない様子。後発の人は流石に私を追い越して行ったが、山頂で話を聞くと随分花の写真を撮ったそうだ。どうも花の写真が山行の主目的と考えているらしい。それ、共感出来ます。

★ 今回山行の主旨「果たして一昨年の脚力に戻っているか」については、今回程度なら十分行けると感じた。ただし、仙台神室まで往復となるとギリギリだろう。なお、古寺から大朝日岳往復の負荷を100としたら、今回は30、仙台神室往復は50程度になる。