【 炭 沢 山 】

700m


2024_11_25    累積登降差 : +579m -579m     歩行距離 : 7.4km     所要時間 : 4時間07分


[河畔広場駐車場]11:06→11:45[林道丁字路]→11:50[林道終点]→11:56[赤松山登り口]→12:12[赤松山の頭]→12:31[中ノ沢山]→12:50[三ヶ山]→13:04【 炭沢山Δ 】13:12→13:27[三ヶ山]→13:50[中ノ沢山]→14:10[赤松山の頭]→14:22[赤松山登り口]→14:28[林道終点]→14:33[林道丁字路]→15:02[中ノ沢不動尊]→15:13[河畔広場駐車場]
国土地理院地形図

★ この山は鈴川・山家地区の東に在る山塊の主峰なのだが、国土地理院地形図に山名の記載がない。昔から何と云う山か分からずに、深沢不動尊の上に在るので「深沢不動山」と勝手に呼んでいた。
★ 地理院地図がWeb化され、三角点名が「炭澤」と分かったが、山名がその通りの「炭沢山」とはイマイチ思えない。多分、三角点名は山の名ではなく、近くの沢の名だろう。近年になって、三角点名が炭澤だから炭沢山にしたのではなかろうか。例えば付近の三角点では青野、中里、山家などは麓の地名で、山の名ではない。山の名前の場合は、千才山、大岡山、大森山と山名が付く。炭沢山山頂の山名表示板には「別名あんじゅ山」とあったので、地元ではそう呼んでいたのだろう。
★ 炭沢山には何処から登るのだろう。深沢不動尊から道が在るのではなかろうか。或は菰石川上流から、高瀬地区の奥から等考えたが、Webを見ると山形蔵王I.C.を潜って行くコースが分かり、そこを行く事にした。半分以上が林道歩きだが、歩きに来ているのだから気にならない。林道終点から赤松林の尾根の急登がこのコースで一番面白い。
★ 炭沢山に登って感じたのは、里山が荒れているという事。ナラ類も赤松も立枯れが目立ち元気がない。枯れ木も含め過密状態な感じ。昔は炭焼きや薪採りなどで手が入り、適度に間引かれて日差しも確保されていたのだが、今は誰も植生に関与する事が無くなった結果、荒れてしまったと観る。自然に任せるなら、解決するのは山火事だろうが、現代ではかなり乱暴な解決策だ。