【 薬 萊 山 】
553m
2025_06_02 累積登降差 : +360m -360m 歩行距離 : 2.8km 所要時間 : 2時間09分
[参道口P]08:25→08:38[登山口]→09:26[階段終点]→09:33[南峰:薬萊神社]→09:40 【北峰:山頂】 10:36→09:48[南峰:薬萊神社]→09:55[階段終点]→10:24[登山口]→10:34[参道口P]
★ 5月下旬~6月上旬は「麦秋」の季節。黄金色に実った麦畑を撮りたくて、調べたところ、山形近県では宮城県で小麦の生産が多く、特に美里町(小牛田、南郷)辺りに多いらしい。そこで鍋越峠から小野田、中新田、古川、小牛田、涌谷と東進して小麦畑を探す事にした。その行程で何処か山に登るとすれば、時間的にも薬萊山(やくらいさん)だろうと、登る事にした。
★ 鍋越峠を過ぎて、まず驚いたのは、舗装はされていたが細くて急カーブだった国道347号(中羽前街道)が改修整備されて、随分走り易くなったこと。尾花沢から薬萊山まで1時間掛からなかった。おかげで柳瀞清水を見逃してしまった。
★ そして薬萊山に登った。麓からは「加美富士」と呼ばれるが「プリン山」とも呼べそうな台形の山。山形で言えば大岡山の感じだが、独立峰要素が強く、船形連峰や翁山塊などから見ると目立った存在である。今日は空がモヤっていて、山頂から遠望が利かなかったのは残念。
★ 薬萊山からR347に戻ると広い水田地帯となる。昔、重要文化財「松本家住宅」に行った事がある。切込焼の旧宮崎町でも麦畑を探したかったが、今回は回避、旧小野田町のクランクを過ぎ、旧中新田町へ。旧中新田町は、「バッハホール」「あゆの里中央公園」など、何度も訪れている。「とんかつ北村」はまだ在るだろうか。今は加美町となっているが、色麻町が加わらなかったのは自衛隊王城寺原演習場の交付金があるからだろう。
★ 次は旧古川市(現大崎市)。色麻村出身のK松さんは古川高校卒、で古川市を知った。東北自動車道、東北新幹線が来て随分大きくなった。イオンで昼食を摂り、次は旧小牛田町(現美里町)、更に進み涌谷町へ。バイパス化が進み、車は速い。
★ 涌谷はK村さんの出身地(上涌谷)で知った町。登米や志津川に行く時、何度も通った。「わくや天平の湯」にも入った事がある。なぜ美里町に合併しなかったのかは謎だ。バイパスの無い頃はクランクの多い町中を通ったが、今はまず行かないので、寂れてしまったと思われる。
★ 涌谷まで来て麦畑は発見できなかった。昨今の米不足で、小麦は止めて稲作にしたのだろうか。帰りは南郷、鹿島台、品井沼、大郷、吉岡、根白石、赤坂を経由し、R48で山形に帰った。「麦秋」は別途探す事にする。