【  横 川 堰 ( 後 編 ) 】

1220m(県境)


2025_10_23    累積登降差 : +345m -345     歩行距離 : 9.2km     所要時間 : 5時間20分


[LIZA駐車場]08:30→09:04[分岐]→09:30[カン沢左股沢]→09:52[県境]→10:04[横川堰管理道]→10:16[一枚石沢取水口]→10:25[鳴門沢取水口]→10:48【 二ッ石沢取水口 】11:08→11:29[鳴門沢取水口]→11:34[一枚石沢取水口]11:39→11:54[冷水歩道戻口]→12:16[県境]→12:42[カン沢左股沢]→13:07[分岐]→13:18[エコーライン]→13:38[お清水口]→13:50[LIZA駐車場]
国土地理院地形図

★ 横川堰には昨年11月に行ったのだが、一枚石沢まで行って、その先の二ッ石沢までを見落として、行かずに帰ってしまった。地理院地図には堰が水色で書かれているが、持って行ったのが白黒印刷だったので気付かなかったのだ。家に帰って写真を見たら、ちゃんとその先の水路が写っていた。で、改めて今年行く事にした。
★ LIZAの駐車場に車を停めて冷水歩道から歩き始めて、舟引林道終点の横川堰には寄らず、真っ直ぐ一枚石沢に向かった。そこから昨年見逃した横川堰第2区に進んだ。堰沿いの道は、昨年行った舟引林道終点の230m程を遥かに超える、750m程在り、ブナ雑木林の中の気持ちの良い遊歩道と言えるものだった(勿論、遊歩道ではない)。
★ 横川堰は、文政四年(1821年)の構想から明治14年(1881年)の通水まで60年かかった労作であり、偉大な土木遺産である。200年以上前、現在の様な測量機器も地形図も無い時代に、山に何度も入り実地調査をし、何処を通せば水が引けるのかを模索して造り上げたのだろう。それは郷土の宝とも言える。
★ だが、横川堰は今後どうなるのだろう。米作りがまだ盛んな今は良いが、この先、稲作は衰退するかもしれない。また横川堰に頼らずともダム等で賄えるようになるとか、人口減少・高齢化等で堰を維持出来ないとならないだろうか。自分としては、先人の努力の結晶を残して欲しいと思うが、それは第三者のわがままだろう。
★ 昨年行ったのが晩秋だったので、次回は堰に水が流れている7月頃と考えていたが、今年は猛暑のため秋に延期した。結果的に、それが紅葉の最盛期に当たり、美しい紅葉を見られてラッキーだった。また、今年我が家付近に5回も出没した熊に、本来多数棲息している冷水歩道~横川堰周辺で遭遇しなかったのもラッキーだった(昨年はLIZAで周辺に出たと警告された)。
★ 帰りはエコーラインへのショートカットを通ったが、何やら採石か鉱山の遺構の様な設備が在った。冷水歩道からはブロックを積み上げた底辺が5m四方、高さ10m位の構造物も見られる。ここには昔、何が在ったのだろう。

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