【 滑 川 大 滝 2 】
990m (大滝展望台)
2025_10_30 累積登降差 : +306m -306m 歩行距離 : 2.7km 所要時間 : 3時間16分
[大滝用駐車スペース]11:11→11:20[福島屋フロント]→11:28[吊橋]→11:55[大滝展望台]12:00→12:19[大滝沢]12:24→12:40 【大滝下】 12:52→13:10[登路取付]13:22→13:48[大滝展望台]→14:14[吊橋]→14:17[福島屋フロント]→14:27[大滝用駐車スペース]
★ 滑川大滝には今月17日に27年振りに行ったが、この時期の大滝沢を遡上するには長靴が必要と、今回の再挑戦となった。夏場なら足が濡れても構わないが、この時期では冷た過ぎる。ザックに長靴を収納し、大滝沢に降りた所で履き替えて大滝の直下向かう方針だ。
★ 福島屋の廊下を通り抜け吊橋に辿り着くと、熊が怖くて大滝行きを諦めたという温泉客が『おじさん、この娘が大滝を見に行きたいと言うので、連れてってくれないか』と言う。台湾から来たという、多分、大学生だろう。2週間前に行って道の状況は分かるので、服装、履物を見て大丈夫と判断し、連れて行く事にした。勿論、熊対策の熊鈴は自分が持っている。
★ それにしても『オジサン』と呼び掛けられるとは・・・。相手は私より年上に見えただけに些か面食らった。内心『お前の方がオジサンじゃないか』と反発したが、後でよくよく考えると「自分は、自分で思っている程、若くは見えないのでは」と疑った。過去に山で出会った、例えば明日は飯豊、明後日は朝日と日帰り予定の猛者も、みな年上の人ばかり。2,3歳年下かなと思った人は、実は年上だったり。この歳まで自分はまだまだ若造と思っていた。
★ だが、光陰矢の如し、十年一日、時間が経つのは早い。正に過去に山で出会った人に思った事が、今は逆の立場となっている。老いとはこの様にやって来るものなのだろう。
★ さて、大滝展望台に着き、台湾娘に滑川大滝を見せて上げた後、「この先、大滝沢に降るのは危険だ(英語)」と言って、娘を下山させた。その時、予備の熊鈴を渡して、帰ったら旅館のフロントに預けるよう伝えた。自分が帰りに回収出来たら、娘が無事下山出来た確認にもなる。ところが、帰りに福島屋のフロントで熊鈴を回収する事をすっかり忘れて帰宅してしまった。帰ってから福島屋にメールすると「預かっている」との回答。台湾娘の無事は確認できたし、自分はもう不要なので熊避けの貸出用にして欲しいとお願いした。
★ 閑話休題。直下から見る滑川大滝は、その巨大さと美しさは感動もの。それは写真を見て貰う他ないが、行けるのであれば実物を見るに越した事はない。滝の他にも大滝沢の美しい滑床や山道の紅葉など、見るべき所は多い。ただし、大滝展望台から沢への降りは、普通の登山道と言えばそれ迄だが、滑川温泉に来たついでといった観光気分で行ける所ではない。実際、観光で来た女性が転落して死んだ事例を知っている。
★ 今回行った8日後(11/7)、滑川温泉福島屋に熊が侵入し、捕獲されたというニュースが流れた。私が行った時(10/17、10/30)は熊が居る気配は感じなかった。今回、大滝展望台に登っている時、熊か猪猟なのか、東の高倉山の方から銃声が聞こえた。熊が居ても不思議はないので、特に気に留めなかったが、台湾娘が居た所に出なくて良かったと今は思っている。