【 国 見 峠 】

235m


2025_11_29    累積登降差 : +348m -257m     歩行距離 : 13.5km     所要時間 : 5時間35分


[北仙台駅]09:45→09:51[鹿島神社]→09:58[光明寺]→10:11[東昌寺]→10:25[青葉神社]→10:41[覚範寺]→10:54[資福寺]→11:09[輪王寺]→11:54[林子平の墓]→12:30[レキシントンプラザ八幡]13:00→13:31[大崎八幡宮]→13:43[荒巻配水所]→13:59[山屋敷街道踏切]→14:28[国見峠]→14:32[仏舎利塔]→14:46【 国見峠Δ 】→14:49[仏舎利塔]→14:55[国見峠]→15:20[国見駅]
国土地理院地形図

★ 昔、仙台に住んでいた事がある。1970年4月から約1年、大崎八幡の裏手に住んでいた。それから50年経って2つの事がふと心に蘇った。一つは、中央に手摺の在る(寺の)長い石段を登った記憶。もう一つは、仙台を離れる時、住んでいた所が「小石沢」と初めて知り、何故「小石沢」なのか、ずーっと持っていた疑問。それらの追憶と心象風景の地を辿るのが今回の行程。
★ 石段の下に自転車を置いて「中央に手摺の在る長い石段」を登った記憶。それは北山五山の何処かではなかろうか、と思い、先ず仙山線北仙台駅で電車を降りて北山の社寺を巡った。条件に合致したのは光明寺と覚範寺の二寺。両寺とも雰囲気的には何方も有り得る風景だったが、「あ、此処だ」という確信は得られなかった。そもそもがデジャヴだったのか。桜や紫陽花の時期に訪れたら思い出すかも知れない。
★ 「小石沢」については事前にネットで調べ結論を得ている。大崎八幡周辺には2つの水路があり、当初、そのどちらかが「小石沢」かと思ったが、調べるうち、大崎八幡の参道を横切るのは「四ツ谷用水」、西側を流れ下るのは「鶏沢」と知った。「小石沢」は出て来ない。暫くして、仙台市のWEBサイト等で古い地名や通りの名称のページを見て、鶏沢は別名「小石沢」である事、一帯が荒巻村字小石沢の地名だった事を知った。それらを踏まえて思い出の地を歩いた。
★ 上記二つ以外では「林子平の墓」。仙台在住時は先輩に墓の存在を教えられたのだが、林子平が誰なのか、何をした人なのかも知らなかった。勿論、行った事は無かった。今回は事前に学習し、現地でも解説板等を読んで学んだ。55年後の今になって一つ新しい知識を得た。
★ 更に、今回の表題にも掲げた「国見峠」の仏舎利塔。仙台在住時は未だ完成はしていないが、あらましは出来ていて見る事が出来た。当時、仙山線の先はほゞ山林・山村で、山道を辿って見に行ったのだろうが、どういう経路で行ったかは覚えていない。実に55年振りに見る仏舎利塔は前年に再塗装されたらしく、真っ白に輝いていた。
★ 今回辿った地区は55年前とあまり変わってはいない風景だった。変わったのは、仙台市電の廃止、北山トンネル新設、天賞酒造の黒塀が無い、仙山線の新駅設置。更に細かく見ると、個々の店舗・住宅は殆ど更新されている。そんな中、私が関わった家だけは昔のまま残っていた。無意識に「あの頃に戻りたい」という思いがそうした世界を創るのか・・・これはもう量子力学の世界。